車中泊

車中泊=自由は都会の発想です。

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  • これはダミーのテキストです
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車中泊という言葉には、自由なイメージがあります。

好きな場所へ行き、好きな時間に寝て、朝は景色のいい場所でコーヒーを飲む。

たしかに、準備された車中泊は楽しいです。

しかし、田舎や離島、山間部の現実を知っていると、車中泊は必ずしも自由だけではありません。

私は離島に住んでいた時、船が止まれば移動できない現実を経験しました。さらに現在は軽貨物ドライバーとして、山道、狭い道、夜になると人の気配が消える地域を日々走っています。

その経験から言うと、車中泊は都会の人が想像するほど気軽なものではありません。

場所によっては、自由どころか、不便・孤立・不安と向き合う時間になります。


都会の車中泊と田舎の車中泊は別物

都会や観光地周辺の車中泊は、比較的安心感があります。

コンビニが近い。

トイレがある。

人の気配がある。

スマホの電波も入りやすい。

困ったら移動もしやすい。

しかし、田舎や山間部では状況がかなり変わります。

夜になると店は閉まる。

街灯がほとんどない。

人通りもない。

コンビニまで車で20分以上かかる場所も珍しくありません。

軽貨物の仕事で地方を走っていると、昼間は普通に見える場所でも、夜になると急に空気が変わる場所があります。

山、川、田んぼ、細い道、民家の少ない集落。

そこに一人で車を停めて寝るとなると、想像以上に不安になります。

さらに、田舎ではトイレや電波も問題になります。

トイレが近くにない。

あっても暗い。

電波が弱い。

ナビが動かない。

災害時なら通信障害も起こりやすくなります。

また、飲み物や食料を買いたくても、そもそも店が開いていないこともあります。

車中泊で重要なのは、寝具だけではありません。

周辺環境です。

どこで寝るか。

トイレはあるか。

電波は入るか。

水や食料を確保できるか。

逃げ道はあるか。

こうした部分を考えないと、車中泊は一気に不便になります。


災害時の車中泊は「自由」ではなく「我慢」になる

趣味の車中泊なら、嫌になれば帰れます。

暑ければ中止すればいい。

寒ければ宿に泊まればいい。

眠れなければ場所を変えればいい。

しかし、災害時は違います。

道路が通れない。

家に戻れない。

停電している。

避難所へ行きづらい。

悪天候が続いている。

こうなると、車中泊は楽しみではなく、一時的な避難生活になります。

この時にきついのが、車内の狭さです。

足を伸ばせない。

体が痛い。

荷物が邪魔。

結露が出る。

湿気がこもる。

外へ出るのも面倒になる。

さらに精神的にも疲れます。

夜中の音が気になる。

いつまで続くか分からない。

スマホの充電も減る。

情報も少ない。

趣味なら笑える不便も、災害時にはストレスになります。

だからこそ、防災として車中泊を考えるなら、楽しいイメージだけで準備するのは危険です。

車中泊は、快適な遊びにもなる。

同時に、我慢しながら過ごす避難手段にもなる。

この両方を理解しておく必要があります。


車中泊で本当に大事なのは道具より判断力

車中泊グッズはたくさんあります。

マット、寝袋、ポータブル電源、ランタン、収納用品。

もちろん道具は重要です。

しかし、実際に大事なのは判断力です。

ここに停めて安全か。

この道を進んで大丈夫か。

夜になる前に移動すべきか。

雨が強くなる前に離れるべきか。

ガソリンは足りるか。

電波のある場所へ移動した方がいいか。

軽貨物の仕事でも、狭い道に無理に入らない判断や、安全に停められる場所を探す判断がかなり重要です。

車中泊も同じです。

高い道具を持っていても、危険な場所に停めれば意味がありません。

快適な車でも、孤立する場所にいれば不安になります。

特に田舎や山間部では、夜になってから動くより、明るいうちに場所を決める方が安全です。

また、防災目的なら、一度は実際に車中泊を試しておくべきです。

頭の中で考える車中泊と、実際に一晩過ごす車中泊は違います。

思ったより寒い。

荷物が邪魔。

結露がひどい。

トイレが遠い。

ライトの位置が悪い。

こういうことは、やってみないと分かりません。

防災は、道具を買うことではなく、使える状態にしておくことです。

車中泊も同じです。


まとめ

車中泊には、自由な楽しさがあります。

好きな場所へ行き、車の中で過ごす非日常感があります。

しかし、それは条件が整っている時の話です。

田舎、離島、山間部、災害時では、車中泊は不便や不安と向き合う時間になります。

店がない。

電波が弱い。

街灯がない。

人がいない。

道路が狭い。

こうした現実を知らずに車中泊を考えると、いざという時に困ります。

大切なのは、車中泊を怖がることではありません。

楽しい部分と厳しい部分の両方を理解しておくことです。

車中泊は、趣味にも防災にもなります。

ただし、本当に役立てるには、道具だけではなく、場所選び、段取り、判断力が必要です。


こんな人におすすめ

  • 車中泊を始めたい人
  • 防災目的で車中泊を考えている人
  • 田舎や離島で暮らしている人
  • 災害時の避難手段を増やしたい人
  • 車中泊グッズを買ったけど試していない人
  • 山道や地方での車中泊に不安がある人
  • リアルな車中泊事情を知りたい人

 

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